支えあいのまちづくり協議体(第2層協議体)の取り組み

中央区では「京橋」「日本橋」「月島」の3地域において、支えあいのまちづくり協議体を設置し、高齢者が自分らしく生活できるような地域を目指し様々な取り組みをしています。

支えあいのまちづくり協議体(2層協議体)とは?

誰もが自分らしく地域で生活できるよう、中央区に住む方、働く方ができる支えあいの形について、身近な地域(第2層=京橋、日本橋、月島地域)で話し合うことを目的としたものです。

京橋・日本橋・月島それぞれの地域で、日頃高齢者と関わる機会の多い地域住民・関係機関など、身近な地域での支えあいに関心がある方が集まり、「地域の強み」を活かした支えあいの基盤づくりに向けた話し合いを行っています。

各地域の取り組みを紹介します。

京橋地域~助け合いの仕組みづくり~

橋地域では、最終的な目標を「助け合いの仕組みづくり」とし、「日頃の関係づくり(挨拶をする)」、「社会資源の把握」、「つながるきっかけづくり(情報発信)」を小目標に設定。まずは「情報発信」について取り組みを進めてきました。

きらきらいふ京橋人~ゆるっとつながる~

京橋地域の地域活動や支援機関、各種イベント情報などを掲載する広報紙です。
京橋地域で「ゆるやかに」つながることを伝えたいという思いが込められています。

これまでに発行したものは、下記よりご覧いただけます。

YouTube

令和3年度より、京橋地域の情報をまとめた動画をYouTubeにて公開しています。

協議体メンバーが直接見学し、インタビューをした内容をコンパクトにまとめています。
活動や施設の様子が分かりやすいので、行ったことのない方こそ、ぜひご覧ください。

日本橋地域~ひとり暮らし高齢者のつながりづくり~

本橋地域では、「つながり=地域で気軽に挨拶ができる関係」と定義し、つながりを持ちたくても持てないひとり暮らし高齢者を主な対象者として、つながりが生まれる場の見える化を図りました。
ひとり暮らし高齢者や転居して間もない高齢者の社会参加のきっかけとなるようなマップを作ろう!となりました。

歩いてつながる 浜町エリアマップ

モデル地区として、「いきいき浜町(浜町敬老館)」や、本会が運営する多世代交流スペース「はまるーむ」があるエリア(浜町・中州~人形町・久松町)を選定。

協議体メンバーが実際に街を歩き、ベンチの位置やトイレなども確認。掲載内容や、どうすれば見やすくなるか、など何度も話し合い、2024年9月に第1弾のマップが完成しました。

PDFのダウンロードはこちら

月島地域~ウィズコロナでの新たなつながり方の模索~

島地域では、下記の3つの活動を行っています。

高齢者のICT活用~集まれ!スマサポまつり~

高齢者のデジタルデバイド(ICTの利用による情報格差)への課題意識から、アンケートを実施、身近な場所でスマホの相談ができる機会を作ろうと、令和4年度に晴海ビュータワー、令和6年度に勝どき一丁目アパート1号棟にて「集まれ!スマサポまつり」を実施しました。

広報紙~となりぐみ~

月島地域支えあいのまちづくり協議体の活動を知ってもらうべく、2023年6月に広報紙「となりぐみ」を発行しました。

江戸文字の題字やメンバーの似顔絵は、地域に住む高齢者に描いてもらうなど、個性あふれる広報紙になりました。

これまでに発行した「となりぐみ」は、下記よりご覧いただけます。

新たな取り組み

2023年12月、2024年4月、再開発が進んでいる晴海地区でのまち歩きを実施しました。

健脚な高齢者向けに晴海地区の魅力を知っていただけるように「おでかけマップ」の作成を検討しています。


支えあいのまちづくり協議体 情報交換会

令和4年度より、各地域のこれまでの協議内容や取り組みを共有して今後の取り組みを一層推進すること、顔の見える関係づくりを図ることを目的に、年に一度、3地域のメンバーが一同に会し、情報交換会を実施しています。

「地域の方の協力はどのように得た?」
「広報物を置いてもらう場所、参考にさせてもらいます!」
「各地域、取り組みは違っても同じ課題を抱えていることに気づけたように思います」

など、他の地域の取り組みや工夫から、各メンバーご自身の地域での活動や、協議体での取り組みの参考にする機会になっています。


今後も、高齢者が自分らしく安心して生活できるような地域を目指して様々な取り組みをしていきます。

協議体の取り組み等についてご質問・ご意見がある方は、下記お問い合わせ先までぜひご連絡ください。

問合せ先

地域ささえあい課

電話:03-3523-9295

Fax:03-3206-0601

メール:sasae(at)shakyo-chuo-city.jp

※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しています。お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。